2007年11月23日金曜日

日本のテレビはまだましかも アメリカなんかサバイバル

「日本はまだいいよ、うちなんか」というアメリカは

アメリカじゃぁ動画ってのは見られているんだけど、テレビだけじゃぁなくなってきたんだって。
動画といえばYouTubeと思った人はピンポンです。でも全員正解だったりして。
アメリカのテレビ業界はYouTubeをとっても意識しているらしい。なぜかというとテレビが一番みてもらいたいと思っている若者が、テレビ見る時間を減らしてYouTubeを見始めてるからなのです。

どのくらい減らしてるのかという減らし加減を調べた会社があって。これがその調査結果。英語だからよくわかんないけどこことか見てカンを働かせると、
 ・18歳以上の2309人の成人に聞きました。
 ・成人の42%がYouTubeで動画見てて 足げにYouTube見るのが14%
 ・YouTube見てる 66%は、ほかのことを犠牲にしてYouTubeを見てる
 ・YuoTube見るようになって、他のサイトを見るの減らしたが 36%
 ・YuoTube見るようになって、テレビを見る時間を減らしたが 32%
 ・YuoTube見るようになって、メールチェックやSNS減らしたが 20%
 ・YuoTube見るようになって、仕事や宿題を減らしたが 19%
 ・YuoTube見るようになって、ゲームを減らしたが 15%
 ・YuoTube見るようになって、DVD見るの減らしたが 12%
 ・YuoTube見るようになって、友人や家族と過ごす時間減らしたが12%
となるみたい。

一つわからないのは、成人てのはアメリカじゃ二十歳じゃないよね。十八なのかな。この答えみると、どうもYouTubeは 中毒みたいになってるようで、気がつくと YouTube見てるみたいな姿を想像しちゃう。仕事の合間に気がつくとニュースサイト見てるっていう人がいるけどそんなののひどい状態かも。
日本はYouTubeっていうとテレビ番組見るのが多いけど、アメリカじゃ素人がとった面白い動画を探して見るのが人気らしい。でも探す時間で食われそう。なんかコツがあるんだろうね。

それでもってアメリカのテレビとテレビの広告屋さんが一番心配してるのは、
  ・18歳から24歳の男性の76%以上がYouTubeを見ていて、
  ・そのうちの41%が常連だ
っていうことらしい。
なんでかというと、その連中をテレビとしては一番のカモだと考えているからだということです。
それを YouTubeに取られた日にゃぁ、あーた、スポンサーになんといったらいいのでしょう。いや何もいえませんですよ。そりゃそうだよね。「若者に人気の」とか「若者が飛びつく」なんてのをテレビで作れなくなっちゃうんだから。
流行が作れなきゃ「赤丸急上昇で売り上げばく進中」なんての起きないし。

でも三丁目の夕日に出てくるプロレスや月光仮面じゃあるまいし、今どきテレビで流行が起きるなんてあるのかな。あの頃はきっとテレビしっかり見て自慢できるのがステータスだったんだよね、だからそれ真似すれば格好よかったんだと思うけど。いまのテレビじゃちょこっとくらいは売れるかもしれないけど、仕掛け見え見えなんての気持ち悪くって。もっと最悪なのはそんなの使っちゃうことだよね。
だいたいいいものや面白いものなんてネットで見つかるんだから。誰かが使ってるのみて「あれいいな」と思ったら検索すればわかるじゃん。そうすればそれ系のすぐ出てくるし、ちょっと違った自分的の探すなんてコンビニで買い物するより簡単だよね。

面白いのは、この調査で YouTubeをよく利用するユーザの73%が、
動画の前に広告が流されるようになれば、
  ・YouTubeを見る回数をかなり減らす(31%)
  ・YouTubeを見る回数を多少減らす(42%)
というのもあるようで、これじゃ YouTubeだってコマーシャル流せないじゃないの。

結局コマーシャルってのはみんなの嫌われ者ってことね。
.

0 件のコメント: